ライトウイング 神海 英雄
- 作者: 神海英雄
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/12/29
- メディア: コミック
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100対1とか結構突飛なところが目立つんですが、かなり考えて作られてるんですよね、ライトウイング。2秒で切り返すとか最強を証明するとか、全部読み終わった後に改めて読むとなかなか味わい深いです*1。
二話時点でリヒトの目の演出、これはその目で描かれる人はリヒトと同等になったという演出ですが、もされていたり、健太の立ってるだけのプレッシャーというどこがサッカー漫画だwwwwという演出も四話であります。読み返してみると主なコンセプトは最初からかなり出てるんですよね。週刊連載って後からいろいろと盛られやすい、目的、方向性がぶれやすいメディアなのかもと個人的に思わなくもないんですが*2、この漫画のこういうところって評価されてもいいんじゃないかなと思います。まあ週刊連載で後になって読み返して分かる良さというのは致命的に相性が悪いんじゃないか…という話はあるんですが。
三話頭の倉橋の「しょーがねーな」とかも、エゴイスティックエンペラーのエピソード見た後だと全然印象違いますから。やっぱもっと読みたかったなーと思ったのでした。