Angel Beats! 8話 Dancer in the Dark

んーと、そろそろ音無くんのモノローグっぷりについて語ってみようかなとか。
先週の回で初音に一人で話し続けていたということもそうですし、今回で奏について述べていたときもそうなんですが、彼の言い方は返答を期待したものではありません。話すという形式はとっていながらも相手からの返答にはあまり重点が置かれず、断定口調で語られる。
また、今週一人一人天使の分身に向かっていくシーンがありましたが、彼らのセリフなどは、まさにそれぞれのモノローグである。


http://d.hatena.ne.jp/simula/20100509/p1とかで各人の満足という言葉を使いましたが、AB!のキャラって、それぞれ勝手に生きていると思うのです。それだけに誰かに対して好きに思い入れるし、それが正しいとも限らない。
最後にハーモニクスによって出てきた天使は、攻撃性を持った奏からの分身ではありません。そんな彼女が音無にとって過酷な現実を突きつけ、笑みを浮かべさえする。自分の状態を知っていたということも含め、一段高い意識を持っているように思えます*1。つまり、奏はまだまだ音無の理解しきれている存在ではないと言って良いと思います。
このようなモノローグに対する応答、答えが最終的にどういったものになるか、気になるところです。


ちなみに、ユイの返答は最後まで聞かずに蹴っ飛ばすですね。そんなところも含めて、天使に並びうる存在という気がします。


あと言っときたいこと。
直井ーーーーーー。*2

*1:ちなみに絵的にも音無と奏を見下ろす形

*2:例のシーンに対して。神ーーーーーの方がいいかも