Angel Beats! 4話 Day Game

さて今回何回アホと言ったでしょーか。

やっぱ、アホさいきょーという回かなと。
野球中、日向がユイに間接技かけたときに、ユイが後で殺すと言って、その後にラストのアレなので、計算ではないという解釈のほうが自然かなと。
計算だとすると、日向の顔を見て何かを思うユイの顔とかを１カットくらい入れた方が説得力あると思うのですが、そうではないし*1。
このチーム、アホばっかじゃないですか。自信満々から勧誘に失敗しまくって茶化される日向から始まり、ユイにゃん（笑、箒を支える岩沢さん、利用されることに気づかない野田といった感じで。
ひさ子にマシと言われる高松チームや、買収までして強い選手を入れるようなしたたかなクライストチームがコールド負けで、アホチーム（日向チーム）が割といいとこ行くって、そんなことを表してるような気がします。*2

深刻さに付き合うということは、その空気、フレームの中で動くということです。音無くんはほんとうに日向に消えてほしくないのであれば、そもそも試合を切り上げさせても良かったくらいです。真面目に彼の思いに付き合う必要はない。日向が成仏してしまう危険を負ってまで、この試合に勝つ意義なんてほとんど無い訳ですから。まあせいぜいゆりっぺさんの人格の変わりそうな罰ゲームくらいなものでｗ。
だから、ここではユイみたく、一人で思いに浸っている日向を邪魔してやるのが正しい訳です。一緒に関節技をかけあうような、ふざけ合いの空間にしてしまう方が。
個人の思い込み*3によって成仏した岩沢さんの後継として現れたユイが、岩沢さんと同じように成仏しようとしていた日向の邪魔をするっていうのが構図的に面白いですね。

音無によって消えてしまうかもしれないことが指摘されたにも関わらず、それに魅入られてしまった日向という感じでしたが、松波さんがゆりが生徒会長との直接対決を避けようとしている？と言っている様に、分かっていてもどうしようもないものを生徒会長が突きつけようとしているのかなと。
前回生徒の名簿が出てきましたし、そういう情報を持っていてもおかしくないかと。

とにかく、ユイ良いですね。EDの雰囲気一人で変えるんじゃねーよwwwといった感じ。
日向と関節技かけあってるのを見るのも楽しいですし。この距離感は男女未分化の段階におけるふざけ合いという気がします。そのときだからこそできる狂躁さ。

*1:スタッフの天然という可能性は否定できませんが

*2:もちろんちゃんと見ればhttp://d.hatena.ne.jp/matunami/20100424のような解釈になるかと

*3:モノローグによって一人で満足し、成仏したので。もちろん、その様によって、誰かが影響を受けないという意味ではないです。