知的生活の方法 渡部昇一

知的生活の方法 (講談社現代新書)

知的生活の方法 (講談社現代新書)

 
この本の「知的正直」というものを見て憧れました。
とはいえ、この本で言っているそれは、知的生活を送るための条件として生活のためであっても知的であることを曲げるなとか、自分の図書館を持つくらいの投資を自分にしろとかいろいろとあるんですが、要するに誠実さを曲げず極限まで突き詰めていくというものです。そのため、自分には厳しいとかそういうレベルではないよなあ…という感じなのですが、己の実感に忠実に、誠実たれというところまでは守れるように努力したいと思います。


とか言いつつ、図書館を持つ、つまりそれだけの本を持つということに関しては、その前にこの本で言われているような自分の古典を持つ、繰り返し読むに耐える*1本を探す方が僕にとっては先だっていうのがあるんですけどね。
そんなこともあるので、やっぱり今年の目標はジャンル的な縛りをあまり持たずに数をこなすことです。もちろんただ闇雲に読めばいいって訳じゃなくて、自分が尊敬してるとか、頭がいいとかセンスが鋭いとか、要するにすごいと思った人が薦めている本に当たってみるとか、古典と呼ばれるような長い間残ってきてそれだけの力があるものにあたるとか、その選び方はいろいろとあるんですけど、自分だけの一冊と自信を持って言えるようなものに当たるためにはやっぱり数というものが必要になってくると思うので。
えーっと、がんばります。

*1:というとおこがましい気がするので、価値があるくらいで