舞-HiME 運命の系統樹 修羅
欲しくなったので買って、いくつかのシナリオをクリアしました。アニメ版に比べて、大分地に足が着いてるなという印象です。ていうか、僕がアニメに関して思ったことが結構クリアされてるあたりが、ゲーム作った人もやっぱり気になったんだなという感じが。
以下、アニメについてのネタばれ。
アニメについて気になったところを適当に挙げると、
- 最後の辺りで命が死んだら、黎人さんか舞衣のどっちかが死ぬこと。(場合によってはHiMEが一人もいなくなる(姫星どうすんのよ?っていう話))
- 死の演出 について書きましたけど、大切な人が死ぬのであって本人が死ぬのではないので、特に碧ちゃんあたりはやられた後ももう少しなんかしてほしい。
- なつきの母親についての真実というか、はっきりしたことが最後まで分からない。
- 命のチャイルドの扱いが微妙(最後辺りになって急に出てきましたけど)。
- 凪とか真白ちゃんって結局どういう人だったのか?
- 死んだ人に対しての思いで大丈夫っていうのはいいの?(最初から死んだ人に対する思いを持った人がいると、その人だけリスクが少なくなる)
などなど。たぶん考えればもっと出てくるかと。
これらはアニメとしてはあんまり欠点だと思ってはいないんですけどね。最初のはアリッサをカウントして上手く処理してますし、なつきの母親についても大切な人が変わるためにああするのも一つの手ですし、最後になつきが自分はそれでも信じると言っているので必ずしも描写する必要はなし。凪や真白ちゃんについても、舞衣やなつきなどの視点からすると知らなければならないものでもない、とかそんな感じで。
謎については基本的に、その謎が明かされる必然性や必要性がない限り明かされなくてもいいという立場です。世界観に穴が開いているとか全然オッケーですし。あなたの感じた謎が、現実では全て明かされますか?みたいなのも、一つのリアリティーではないかなとか思ったり。
アニメでこれだけいろいろあっても(多分)まあなんとかなったのは、一回しかやんないからってとこがあるので、複数シナリオに分岐するゲームでは他のシナリオにまで波及する分しっかりさせとかなきゃ成り立たないので気をつけざるを得ないかな、とかそんなことを思いました。