ヒビキのマホウ 依澄れい, 麻枝准(ISBN:4047137138)
麻枝さん原作のコミックということで買ってきました
お気に入りは、外伝の「ぼくがきみをわすれても」ですね
記憶を失くしてからっぽになっていく僕に
彼女は砂時計を返して
また愛情を注いでいく
さらさら さらさら
何度もこぼれ落ち
そして降りつもる
哀しみと
愛しさと
僕らは出会いを繰り返す
と(ついつい全部引用したくなるのでこの辺で止めるとして)流れていくフレーズが、すごく心に響きます
全体に関してですが、
マホウには代償が存在し痛みを伴うものであり、どうしようもない悲痛な過去があって、それでもそれぞれの登場人物たちは人の思いによってそれを受け入れ、乗り越えていく
というのが、実に麻枝さんらしいと思いました
今後にも期待したいと思います
個人的には、麻枝さんにこれのイメージ曲とか作って欲しいと思うのですが
無理ですかねえ