ブルーブラッド 須賀しのぶ

全部まとめて読みました
全四巻
すごいなあ…
正直もうお腹いっぱいですよ


愛情の反対は無関心
憎悪は愛情の反対ではない
僕が少女小説に一番期待しているのは関係性なのですが、これはすごかったです
愛情、エゴ、幻想、打算、憎しみ…
もういろんな感情がうずまいていて、人を利用しようとしているのか。相手を憎んでいるのか、必要だと思っているのか、自分はどういったことを思っているのか、他人はどう考えているんだろうか
そういったことが複雑に絡み合っています
言葉にすれば抜け落ちてしまうような複雑な関係性
こういったものは大好きです
流血女神伝も面白かったので、あちらのほうも続きを読みます