レス

http://d.hatena.ne.jp/rulia046/20090721/p1
うーんと、敵対って言い方をすべきじゃなかったかと思いますが。


あの記事は悪魔のミカタベースで書いたので、その辺りから補足。
僕は、「完結における目指すべきハードルが上げられた」というのを、ミカタ、クオリアともに、主人公はヒロインが死んだことを認めず、それを覆すべく動き、そしてヒロインはそれを認めないという点で共通していると捉えました。


主人公がその目的を達成しようとしたときに、目的にとっての最大の障害として立ち現れてくるのが、生き返らせようとしたヒロインだと思います。
日奈なんかは直接的にそれを阻止しようとしているのでこちらは少なくとも敵対関係、もしくは今後そうなると呼ぶことも可能ではないかと思います。
ゆかりについては微妙なんですけど、「自分にとっての正しさを推し進めようとする学」が上手く行かなかった理由は、ゆかり本来の考え方とか、彼女の意思というものと対立関係に陥ってしまっていたからだと思うのです。もちろん、ゆかりの意思を知った後はすぐ解消されるので、敵対ということはないんですけど。


という感じで悪魔のミカタに揃えて敵対関係とか使ったんですけど、とりあえず書き方がまずかったかと。
この辺についても異論があればぜひに。


「ついで」の方に関しては、このエピソードって、事実じゃないんじゃない?ってことですかね?信用できない語り手を引き合いに出すという事は。タイトルが「If」であるので、そういう見方もあるような気がします。*1個人的にはハッピーエンド希望ですけれども。
「終わりによせて」まではおそらく事実ではないか、「If」ではないのではないかとも思いますし。

*1:誤読だったらごめんなさい