ソルティレイ

最終話まで見たのですが、自分的には構成の仕方がなんか気になってました*1
ブラストフォールとリゼンブルと未登録市民、あとRUCというキーワードを元にどう進めていくのかしら?という感じで。
この作品って、どの話もだいたいこのどれかに沿ってた気がしますし。


あと、人間関係の組み立て方も結構印象的でした。誰に対しては誰と誰というように、キャラ同士の関係性を設定していたように見えたので。
たとえば、ソルティがRUCの人と話すときはアクセラに話しかけるとか、カーシャだったらシルビアだとか、アンディがソルティ達*2の中で強い関係があるのはユートだとか。
全員で集まった時にも大体この人が話す相手はこの人って感じで、そういう関係性ができているように思えました。


こんなことを思ったので、ロジックを元に丁寧に積み上げた作品なのかなというような印象を受けましたよ。


あとは、中盤ウィルを見て、やはり恋愛と家族というのは対立概念なのだろうか、だからああなったのか?ということが結構気になったところです。
対立概念と言ったのは、家計の末莉シナリオラストとかで、「家族を壊して恋愛に進む」*3というように、家族という集団と一対一、特別な一人を相手にする恋愛という形態って相容れないのかなということを思ったり。
ソルティレイで言うと、親のようなちょっとゆるい関係性*4は、好きな相手という特別な恋人が出てきてしまうと下位に行かざるを得ないとか。

*1:悪い意味ではなく

*2:ソルティ、ロイ、ミランダ、カーシャ、ユート

*3:というと誤解を招きそうなんですが

*4:他の家族にも開かれる