「ヒビキのマホウのセカイ観」

寄稿した「ヒビキのマホウのセカイ観」というタイトルについて。
こう付けた理由は、世界観という言葉について、僕があの文章に書いた内容のものとして認識しているためです。世界観って言葉は割と設定と言いかえられるものである感じがしますが、wikipedia一行目「世界観(せかいかん)とは、世界についての統一的な見方・考え方のこと」*1に近い方向性として。
作品がどんな設定をもっているかだけでなく、どんな考えを持つキャラクターによって構成されていて、その人たち同士がどんな関係があって、総じてその作品がどんな考え方に貫かれているか、というのを世界観と呼んでもいいんじゃないかなと*2思っているんですよね。ひぐらしが、仲間を全員信じることによって奇跡が起こるのは、そういう世界観だから(物理的にどうかというよりも、認識や価値観、どんなものを肯定しようとしているかというものとして)みたいな。
その世界をカタカナにしたのは、「ヒビキのマホウ」のマホウがなんでカタカナか、みたいな理由でです。ちゃんとしたものというよりは、そこに見えるものについての認識とでも言うか。



こんなこと考えつつ書いたんですけど、僕のものはあまり読めたものではないかもです。
とはいえ、その重量感(http://members.jcom.home.ne.jp/then-d/index.html)の前では僕のなど百分の一以下(ページ比)ですし、まだほとんど手に入れる機会はまたあるらしいため、そのときにでも読んでみたらいいのではないかと思います。

*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%A6%B3

*2:人がどう使ってるかをちゃんと読んだわけではないのですが