コードギアス 

「確かに俺は甘いのかもしれない。……ギアス。この力が人を孤独にするというのなら、俺はもっと耐える心を持たねばならない」


予告のこの台詞を聞いて、耐える心っていうのは結構きわどいとこかなと思いました。「耐える心」が、強い、ゆらがない心になってしまうと残念なので。
僕はFateをやったとき、第三部の「正義の味方エンド」で喜んでたり、この続き読みたいとか思ったりして中二病っぽいんですが、今考えると、迷わなくなったらそこで終わりっていうのはよく分かります。
迷わなくなるってことはつまり、そこから先は一直線で結末は延長上にある。
だから、その場合にはそれ以降が語られる意味がないと思います。
また、修羅の道を行くと言いながらも、それに徹しきれないルルーシュの優しさは間違いなく彼の魅力です。彼自身は甘さと言いますけれども。
だからルル様にはぜひとも悩むことを放棄しないで、それでも進んで行って欲しいと思います。心を殺し、修羅になって行くのではなく迷いながら進む道、その道こそが修羅の道で一番厳しいと思いますが。


あと、この辺りが僕的にルルーシュは夜神月じゃなくて供犠創貴という感じです。