涼宮ハルヒの憂鬱

のりさんのとこのハルヒの話が面白かったので。


「そりゃあ、本当に宇宙人がいるとか知ってしまったら、すぐに慣れて飽きちゃうからなんですよね。」
とのことですけど、ハルヒに関して、リアライズのレビュー

退屈な日常を嫌い、エゴという非日常の世界に踏みこんだ春秋は、その非日常の先に世界を燃やし尽くせるほどの何かがあると信じている。しかしそういった非日常は、受け入れた瞬間にただの日常へと変化してしまう幻でしかない。

っていうフレーズを思い浮かべたりしてたりしました。


宝探しの話でいうなら、宝を見つけてしまったら、また新たな宝を探しにいくしかないんですよね。一つの宝で満足できるなら、そもそも宝に関する欲求がそれほどでもないということですし、それが容易に手に入るとあれば、なおのこと、終わりなく続けていくしかありません。苦労して手に入れたというのであればこの辺で終わりにしようということもありえますが、そうでないならそういった止め時みたいなものがありませんから。
だから、宝を見つけた時だけを目的にするのではなくて、宝が見つからなくても、見つかるまでずっとを目的にしてその過程を楽しむ方がずっといいと思います。