最果てのイマ

ミームについて


ミームによる影響で外部から意思が変えられたということについて、どうもかなり強い感じに受け取られているようなので、ミームの効果がどうだったのか、ちょっと確認してみたんですけど、「初期から、忍による脳意識への干渉、あったと思いますか?」という質問に対しては、あずさのみがそうだったと言われており、それに関しては、あずさはそれ以前から刷り込みのようなものがあっただろうとして留保されています。


そして、章二とあずさを除くメンバーはナチュラルであり、印象操作はなく、忍は必死に彼女らを感染させないように振舞ってはいたが、この国にいる以上自然感染は避けられないと言われています。ナチュラルって言葉の使い方が微妙なんですが、あずさと章二が自分の意志によるものということに対するナチュラルなので、自然感染した結果として意識に影響を受けているということかと思います。その意味で忍への意識の少なくとも一部はミームによるものだとは言えそうです。


ってことは、戦争編後は自意識を持つことができたとしても、すでにミームによる行為がすりこまれているため(あずさはミームによる前の刷り込みにより留保)、忍が抑えていたためどの部分までかは分かりませんが、やはりミームによる影響というのは考えなければならないようで。
ここでは、あずさを除くと、章二のみが自分の意識の結果によるものであり、その意味で、章二はやはり最果てのイマにおける特異的な存在であるというか、いっそのことヒロインで、とか言っちゃいましょう、みたいな。


あとは、沙也加についてはまた別に考えた方が良さそうかなとも思ってます。