我が家のお稲荷さま。5 柴村仁
- 作者: 柴村仁,放電映像
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 文庫
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四巻は透に対して、五巻では昇に対して、クーとかコウは彼らを守ることが最優先なので、できるだけ関わらせないようにします。危険な目にあわないようにするために、できるだけ本人を遠ざけるようにするんですが、それってある意味ではその人たちを侮っているってことです。自分自身でそれに対して判断、対処する選択する自体を奪っているんですからね。
そんな大人の思惑に対し、それにかまわず知って自分自身で判断して、そして上手くいってしまうっていうのは好きです。
子供は時として大人よりもずっと考えているのでした。
(はてな年間100冊読書クラブ 067)