頼子のために 法月綸太郎

頼子のために (講談社文庫)

頼子のために (講談社文庫)

密閉教室も探偵というものについての考察という側面がありましたが、今作のそれも面白かったです。これがあの問題ですか、ということで。
途中のチェスの例えがいいですねえ。


それについて一応ちょっと確認してみたんですけど(http://www.peak.ne.jp/~ktr/Mystery/ellery.html
それを見て思ったことは序盤のトリックも系の問題と言えそうだなということです。
読む人を意識しているので。


はてな年間100冊読書クラブ 058)