過程と結果

どこへ行くのかと思われた9791さんとの議論がなんとかなりそうなので良かった良かったというところなのですが、あちらの意見だけだと微妙にバランスが悪いのでいろいろと補足的に
どちらの意見の方が正解に近いと思えるかいうのは、見ている人が各自判断するのが一番健全かなと思うので
見ている方のhollow解釈の一助になれば幸いですということで


9791さんは、

simulaさんは、これから私が言う事の“過程”を重視し、私は“結果”の方を見ている

と言っていましたが、結局のところ今までの議論はブロードブリッジを結果として含めるかどうかだと思います

ブロードブリッジを結果に含めれば、楽園否定の一つの形としてバゼットやアンリマユは現実回帰をしたということになり、バゼットやアンリマユの現実回帰を結果として捉えれば、その楽園否定はあくまで過程でしかないですから




他にも、誰かのためにもあると僕が言っていたのに対し、9791さんが自分のためと言っていたのは(たぶん)アンリマユがバゼットに、お前は自分のためにすればよいと言っていたからですね

そのため、バゼットとアンリマユに関しては自分のためにと言ってよいと思います

しかし、ブロードブリッジまで含めるとするなら、桜やセイバーは士郎(のキャラクター)のため、ライダーは桜のため、凛やキャスターとの約束などがあるので、自分のためだけとは言えないだろうというのが僕の主張でした



hollowの中で「士郎を“演じている”のがアンリマユである」というのは、こちらの意見としてはhollowに出てくるのが本物の士郎であろうと、本物の士郎と同じ行動をするアンリマユであろうとどちらでもさほど変わらないのでオッケーです
(ただ、バゼットとセイバーが戦っているところでアンリマユと士郎が同時に存在していたり、ランサーやイリヤと話しているところで「士郎」が意識を失って「アンリマユ」が出てきたような描写もあるので、hollowでの士郎はいつでもアンリマユの影響下にあるくらいにとどめておいた方がいい気もしますが)
ブロードブリッジでは「士郎」(のキャラクター)の影響があるということを言おうとしていたので



とは言うものの、僕としては、ブロードブリッジに関わるところのみに関して言えば、例えそれが本当はアンリマユであったとしても行動は本物たる士郎のものなのだから、アンリマユということを殊更強調する必要は特にないと思っています
真相が分かり始めたところから、間違ったものをそのままにしておけないと解決しようとして動き始め、セイバーやキャスターや凛と約束をしたのは、その行動が本物たる士郎と同じであるからなので、その部分の行動に関しては≒として士郎であると言っていいだろうと
(序盤、楽園を回す動機があったのはアンリマユです。「士郎」は知らないので)
前回二人と書きましたけど、一人二役の方が適切かなと思います


この辺は、僕はキャラクターとしてのhollowに注目しましたし、9791さんはアンリマユやhollowの楽園という構造に注目したという重視するところの違いによる解釈の違いですね


プレイヤーとアンリマユの現実回帰については、とりあえずこちらからは特に言うことはないので、気楽に見させてもらうことにします

長い間お付き合いしていただき、どうもありがとうございました