SFマガジン 桜庭一樹インタビュー

このライトノベル作家がすごいのインタビューも面白かったですけど、これもファンとしては面白かったです


このインタビューを通して感じたこととしては、

女とは何か、というより、俺ってなんだろう、みたいな微妙な感覚から書き進めるうちに、いろいろ書くべきものが出てくるという感じで。

の一文が桜庭一樹さんの作品の感覚を表してるんじゃないのかなってことです


俺ってなんだろうの一環として、(このインタビューで一緒の繭の中にいるような近さを持つと言われているような)思春期の少女たちがいて、推定少女のような逃げたいという感覚があり、どこにでもあるような、ありきたりな地方都市がある
そして自身の感覚を基にして、お兄ちゃんや電脳戦士などの男の子を捉えているように感じました


先に概念ありきとかじゃなくて、自分が強く感じているものを基にしたほうが強いんじゃないかなと思うので、今後もその感性を武器に頑張っていって欲しいと思います