星の王子様　サン＝テグジュべり

大切なことはね、目に見えないんだよ

誰もが同じものを見ているはずなのに、誰もが別のものを見ています
例えば星空
旅行をする人から見ると案内者
学者からすると難しい問題
実業家からすると金貨

だけど、星の王子様がいる星は、主人公にとってたった一つの大切なものです
そしてそれは、どの星も同じ
どの星か分からないからこそ、どの星も大切に思える
そういうことを考えると、世の中のものがどんなに変わることだろう

ちょうど、サリンジャーのフラニーとゾーイーを読んでたので、それから引用したいと思います

詩人ならばね、何かきれいなものが残るものだと思うの。
つまりね、読み終わったりなんかした後に、何かきれいなものが残るはずと思うのよ。
「フラニーとゾーイー」　J.D.サリンジャー

この言葉の通り、とてもきれいな作品でした