アニメ版AIR 第三話

すごいなあ
原作知ってる人としては、各キャラの表情とか映し方とかを見てるとすごく面白いと思います
あとは、原作は割と狭い関係性の中での物語だったのに対し、観鈴ちんがいろんなところで出てくるからその掛け合いがすごく楽しいんですけど


それはそれとしてちょっと思ったんですけど、第三話の中で、観鈴の恐竜に対する科白がありますね

そう、ロマン
ロマン?
だって恐竜はすごく長い間栄えて、でも絶滅しちゃったもの
終わりを迎えてしまったものなんだよ
なんだか切なくて、きゅんとなる

この科白ってかなり端的に、AIRの、時間が冷酷に流れさってしまうことを表している科白だと思うんですよね
どんなものでも、どんなに栄えても、いつか必ず滅びることになる
そこに例外はなく、栄華を誇った恐竜ですらその運命から免れることはできない
でもそれを単純に悲しいこと、嫌なことだとは言っていない
切なくて、きゅんとなって、ロマンがあると言う


こういうの入ってるのにどうも評判を聞くに、大きくて永い時間の流れとか、そういう感じがない、あるいはちょっと違うっぽい
オーディオコメンタリーではこの科白スルーだし
観鈴ちんの歩き方がかわいいのはそれはそれとしていいと思うのですけどw


やっぱり原作もちゃんとリプレイします