神様家族6 鉄棒工場 桑島由一(ISBN:4840112533)
このシリーズは、基本的に一巻ごとに完結していてさほどつながりはなかったのですが、この巻で一気にいろいろな所がつながってきました
神様とか天使とかが出てくる割には、割とシビアでいろんなことが思うとおりにはいかないというこのシリーズの作品世界の感覚と、それに対して不器用で無力ながらもそれぞれの問題に向き合う個々人が僕は好きなのですが、鉄棒工場も佐間太郎の甘えが引き起こしたできごとを通して彼が悩み、成長することによって見せる優しさが描かれており、見ていて心が温まりました
クライマックスに向けて進んでいく感じなので、次回も非常に楽しみです