ジャンプ47号

最近日記さっぱり更新してないので、ジャンプのぬらりひょんの孫めだかボックスの感想でも毎週書こうかなと。今週限りかもですが。


ぬらりひょんの孫
「灰色」ってのが良いですねえ。ぬらりひょんの孫という作品は、「畏れ」というのが重要な概念になっているように、相手との関係、相対的な位置取りがとても大切である。
この「灰色」というのは要するに綱引きなんですよね。リクオの陣営と羽衣狐の陣営、二つの陣営のどちら側に行くかという引っ張り合い。
妖怪と人間の中間にいると思われる秋房、灰色を認めない竜二を、クォーターのリクオがどうするかの描き方が今後の楽しみですねー。


めだかボックス
ノーマル、スペシャル、アブノーマルの分類によって面白くなってきたなと思いながら見ているのですけれど。
とりあえず、校舎を背負うとか言った後に重量30kgの鉄球とかいうのは、まじ勘弁してくださいというところ。理由なくありえないのがアブノーマルな訳で、微妙な数字を出すのはあんまりよろしくないよなーと。


あと、猫美さんの戦いってのは結構重要で。というのは、スペシャルとアブノーマルの関係はひっくり返すことが出来るのかという関係性の問題がひとつ。反則というあるルールにおける死角、パラダイムの変換で勝つというのがもう一つ。
前者はアブノーマルでない善吉がアブノーマルであるめだかちゃんにどう関わっていくかという試金石の一つになりえるということです。
で、後者はとりあえず現段階では猫美さんのキャラクター性ではあるんですが、ある観点における序列をひっくり返すためには、こういったやり方があるわけで、それを善吉が使うかはともかく作品としてどう扱うのかが気になりますという感じ。